デブの登山に関して
13:04:00基本的にデブの登山は痩せている方より圧倒的に辛いです。
体重100kgが山に登るのは体重60kgの人が40kgの荷物を背負っているようなものです。そこで様々な工夫をし、別アプローチから標準体型の方の登山に少しでも近づける為の術を記載します。
- 超軽量ギアで固める
- 通気性のいいものを揃える
- サポーターの使用
1番目。いわゆるウルトラライトギアです。自身の体重が他人よりも多いのであれば、荷物を軽くするという発想。ただし超軽量ギアは高額で、1g軽くするのに10000円の世界。その上かなり簡素化されているところが多く、重量負担は減りますが快適度も比例して減ります。ただでさえ不快な思いをするデブがさらに装備で不快な思いをするくらいなら体重を減らした方が現実的です。
2番は結構重要。デブは汗っかきです。体が熱くなると運動意欲が削がれてしまうので極力快適な装備を身に着ける。おすすめはMilletのドライナミックメッシュシリーズだったりFineTrackのスキンメッシュシリーズあたりです。詳細インプレは別記事にて記載しますが汗抜けがよく、背面の不快感がかなり減ります。あとは通気性のいい背面メッシュタイプのザック。これもかなり重要です。
3番は何度か登っているとわかるのですが、デブは歩くだけで膝や腰、腿の付け根、足首に負荷がかかります。サポートタイツはサイズ的に難しい場合があったりデブにとっては締め付けがキツいので通常のサポーターをお勧めします。
さてつらつらと書き連ねましたが最後は気合です。道具関係ねえだろ結局それかとなりますが、本当に山は自分しか信用できません。軽いギアで身を固めようが通気性のいいザックを使おうがサポーターをつけようがどうせ歩くのは自分です。低山だろうが高山だろうが辛いのが長いか短いかだけの違いで楽な山はありませんし、最後は自分と重力の闘いです。
デブにとって登山=死みたいな考えが世ですがどんな山でも時間をかければ登れます。辛いのであれば休んでも問題ありませんし、別に途中で帰ってもいいんです。それぞれの山を楽しみましょう。
幸いアウトドアウェアはサイズ展開が豊富です。
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