Gossamer Gear Pilgrim

15:06:00

全国のデブハイカーに朗報。
様々なULギアブランドがしのぎを削って開発しているザック。素材やデザインも大体出尽くした感がある今、改めて選ぶザックとして私はゴッサマーギアのピルグリムを推します。まぁ様々な理由があるのですが箇条書きでザックリと


■良いところ
  1. 軽量
  2. タフ
  3. 背負い心地
  4. 豊富なサイズ
  5. 無コーティング
  6. メッシュポケットの伸び
■悪いところ
  1. 開け閉めに時間がかかる
  2. 価格

主観ですが、ザックに関しては快適度合を犠牲にしてまで軽量化を図る必要はない。重量や丈夫さ、背負い心地のバランスが取れているのが大前提だと思っています。そんなに軽いのがいいならコンビニの袋に荷物詰めて釣り糸で肩と腰でも縛ればいいんです。

このザックはメインボディに100デニールのRobicリップストップナイロンを使用。補強部には200デニールのRobicリップストップナイロンを使用しています。女性は全員デニールの意味が分かると思いますが山をやってない男には何の単位かさっぱりでしょう。糸の太さみたいなもんです。単純に数字が大きければ丈夫。小さければ弱い。といった感じです。
1.0 oz ROBIC XL ripstop nylon
最近は細い糸を高密度に編み込んだ薄くて丈夫な生地が多く出ており、Robicリップストップナイロンもその素材の一つです。こういった軽くて丈夫という矛盾をはらむザックが今の主流。今まで補修の必要な穴なんて一度も開いてません。これはいいものです。

次に重要なのはサイズ。首がね、締まるんですよね。どういう事かというとショルダーパッドが当たるんです。以前使用していた山と道MINIがそうでした。このザックの醍醐味である腰や背面でしっかり背負うようにストラップを絞ると首がスレて赤くなり、緩めると肩に思いっきり加重がかかるんです。

山と道 MINI
※私のような規格外デブに合わないだけで普通の人が使うのは全く問題ありません。全体的なバランスから細部に関しても非常に良くできた理想のザックでした。過去のMINIと違ってバンジーコードやフロントポケットのダブルジッパー等私が使用していた頃よりさらに使い勝手は良くなっていると思います。ただ開け閉めの際ドローコードとバックル併用の為面倒だったので今のTHREEのようなジッパータイプを選択できればなお良かった。

閑話休題

Gossamer Gearの小型バックでサイズを選べるのは初です。これはデブに優しい。デブの大好きなMADE IN USAの為サイズ展開も当然欧米基準。以下Hiker's depotの商品説明を引用すると


Sサイズ
身長155cm以上の女性
身長160cm以下の体が小さい男性

Mサイズ
身長165cm以上のほとんどの男性
身長160cm前後大柄な男性
身長165センチ以上の女性

Lサイズ
身長185センチ以上の男性、もしくは大柄な男性向け


との事。ただデブの場合背面長以外のフィット感も気にしないといけない為、背負わない限り自身のベストなサイズはわからないと思います。私はわかりませんでした。そこでHiker's depotに相談したところ、M/Lの2サイズを送っていただける事に。両方を試着し、Mサイズで決定。Lサイズを元払いで返送致しました。その節はありがとうございました。

続いてコーティング。このザック防水性はゼロです。すぐ染みます。ただそれでいいと思うんです。ザックカバーは脇や頭から染みるのでロールトップで25Lくらいの防水サックに荷物を入れれば問題ありません。コーティングが剥がれてボロボロになるくらいなら最初から無くていいです。続いてフロントメッシュポケットですが、これがまぁ良く伸びるんですよ。Petzlのシロッコが収まるくらい。ほんと使えます。歩いてて暑くなって脱いだウェアなんかもうポイポイ突っ込めます。

本当あえて指摘するところはロールトップなので開け閉めに時間がかかる事くらい。それもコンプレッションしながら荷物を詰めるメリットみたいな反面もあるので別に買い替えを検討するくらいイライラする事ではないです。


これだけ推してると三鷹の店の回し者みたいに見えます。でも8ヶ月使用してきてこれがダメだと思うところも無く、改良できればなぁと思う場所が少ないのもまた事実。壊れるまで使います。


ただ価格はちょっと高いです。3万円弱はちょっとキツい。

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